2017-12-31

2017月イチ会会員的活動総括


2017年も終わりということで、恒例の月イチ会会員として今年の総括など。
今年一年で消費したフィルムの数は、カラー17本 白黒1本の計18本でした。
「月に一本のフィルムを消費する」という会員としての義務は果たせましたが、
昨年に比べて10本の減少となりました。
今年はすべて36枚撮りなのでカット数ではおよそ100カット・3本分くらいの違いかと。
月例コンテストへのエントリーは3回のみとなりました。
スランプなんて烏滸がましいのですが、年初からまったく気持ちがのらなくなってしまって。
自分が本当に撮りたいものは何か?そもそも撮りたい何かがあるのか?
街歩きが好きで写真を撮るという行為が好きで機械を操作することが好きで、ってただそれだけで。
そんなある日、美術館で催されていた写真展に足を運んでみました。
フジフィルム・フォトコレクション「私の一枚」日本の写真史を飾った101人
刺激が貰えればと思ったのですが豚に真珠、ふーんってな感じ。
こんな状態がつい最近まで続いたでしょうか。
カメラの故障が相次いだことも後押しになっていましたが、
やはり一番の理由は撮った写真のお粗末さに尽きるわけです。

「雑で粗末で楽な釣り方をしたってちっともおもしろいもんでねぇ」
子供の頃に好きだった「釣りキチ三平」というマンガで、
主人公の三平少年に釣りの師匠である祖父一平が語った台詞、
「一匹一匹吟味して釣る、それが釣り技を極めることになる…」

いやはやなんとも耳が痛い…


さて、来年は?





2017-12-30

だからおまえは…



「ほんものにたくさん接しなければ、良いものを感じ取る力はつかない。」
「世の中のほとんどはダメな作品だから、そのようなものを前にしたら、ただ黙って歩み去れば良い」茂木健一郎

今週初め何かいつもとちがう感じを覚えました。
良い意味で気持ちがふわついているというか、
もう久しく無い感覚ですっかり忘れ去っていた、心が満たされている感じ。
はて?何かあったかなと思い返してみると…
それは天皇誕生日のめでたさ由来でもなくクリスマス関連でもなく、
同じ日に開催されていたイベントでのアイドルライブの余韻だと気づきました。
通りすがりにちょっと立ち止まったつもりがそのまま2時間余、
遠巻きに見ていたもののとても楽しかった。
ヲタはロリコン、演者も曲もすべて引っ括めて無価値なゴミ、と友人は断じるけれど、
さえないこと続きのこの一年がこのライブに出会えたことで、
最後に幸せな心持ちで終れて救われたのでした。



2017-12-29

「師走」


12月ってあっという間に過ぎてゆきますね
私の場合これっぽっちも忙しい気忙しいなんてことないのに
大好きな冬がもう終わってしまう
あぁ…あれもしとけばよかったこれもしとけばよかった、
今年の冬はもうこれっきりだというのに、これが人生最後の冬かもしれないのに…
なんてぇことを毎月毎シーズン繰り言のように飽きもせず並べつづけた一年
何にもないから早く感じるというのなら平穏に過ごせたってことなのかな




2017-12-10

「小確幸」


久しく感じることのなかった好きだった12月の空気感を、先日ふとした瞬間に感じられました。言葉で説明することはできない至極感覚的なことなのですが、本当に久方振りのことで、それだけでここまで続いてきた嫌なことがチャラになったような気がします。

さて、月イチ会月例コンテストの投票です。
今回は ちゃびんさんの作品 に投票させていただきました。
「冬待ち」というテーマに対して「浮遊するマッチ」の駄洒落。
さすがのちゃびんさん、ですね。
冬とマッチといえばアンデルセンの名作「マッチ売りの少女」が連想されます。
マッチの炎に現れる様々な幻想、その幻想に現れた祖母に抱かれ天国へ…。
浮遊するマッチという幻想的な作品、そのマッチの背景にエイリアンらしき顔が…。
このマッチを擦ったらエイリアンが未知の世界に連れて行ってくれるのかしら?
そうしたらこれまでの全てをチャラにできるのだけれど…。
問題はそこに幸せがあるかってことなんだよな。