2017-06-17

ひとのふりみて



『ネットでトンボの生息地保護 写真撮影で立ち入り後絶たず』
ヤフーニュースでとりあげられた紀伊民報の記事⇒リンク
同様の問題は全国各地で発生しています。
テレビのニュースなどでも目にすることが多い鉄道趣味の現場をはじめとして、
様々な趣味の現場でカメラマンの迷惑行為が問題視されています。
以前は地元の愛好者だけで見守っていた場所が、SNSの普及に伴い無惨に荒らされるケースも増加しているそうです。
しかしこうした行為が犯罪として厳しく取り締まられたという話は耳にしません。
海水浴場での超高倍率ズームカメラでの女性盗撮行為より、こうした傍若無人な行為の方が質が悪いと個人的には感じます。

カメラに限らず、たぶんあらゆる道具ってものは人間の持っている能力を増強させたり、新たな力を付与したり、
生身の身体ではできないことを可能にしてくれる、ある種麻薬的な力があるってことなんでしょうか。
それをコントロールできる者とコントロールされてしまう者とに分かれるのだと。
あらゆる道具、とりわけ趣味に関わる道具はそれを手にした者の理性を試す踏み絵なのかも。
はたして自分はコントロールしきれているのだろうか…。





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